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問題物件ネタバレ原作の犬頭の正体は犬太?小説との違いも

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上川隆也さん主演のフジテレビの水曜ドラマ「問題物件」は物件で起きる事件を犬が解決する?ストーリーですが原作ネタバレとは?「問題物件」の原作のあらすじネタバレやキャスト、脚本家などご紹介!犬頭光太郎(いぬがしら・こうたろう)の正体は犬太(いぬた)?また小説との違いもまとめました。

目次

問題物件原作は小説で脚本家は誰?

ドラマ問題物件のあらすじは?

フジテレビ系「水曜22時枠」で2025年1月15日からスタートする、上川隆也さん主演の連ドラ「問題物件」。

主演の上川さんが演じるのは、黒づくめの服に黄色のジャケットを羽織った独特な雰囲気を持つ謎の男・犬頭光太郎(いぬがしら・こうたろう)。不動産会社に勤務するOLで、心霊物件など不可思議な現象に関するクレームを扱う部署に勤務する若宮恵美子(わかみや・えみこ)の前に風のように現れては雷のように事件を解決し、風のように消えていきますが、その正体は不明。うさんくさい見た目と雰囲気を醸し出していますが、抜群に頭が切れ、人並み外れた記憶力と天才的な推理力を生かして、物件に隠された謎を見事に解決していきます。心霊現象などはまるで信じておらず、どんなことが起きても動じず、面白がってしまう。その一方で、気が短く、すぐに手や足が出てしまう一面も。本当か嘘か「吾輩は犬である」などと冗談めかし、ミステリアスなそぶりを見せる犬頭を、恵美子は「犬の化身なのではないか」と勘繰るが…。犬頭は一体何者なのか。なぜ、突然、恵美子の前に現れるようになったのか――。

引用元 公式サイト

フジテレビ制作連ドラ初主演となる上川隆也さん。なんと犬になる?

ドラマ「問題物件」には、大島雅弘(宮世琉弥)の愛犬の犬太が登場することでも話題になっています!

以下の記事では、犬太についてご紹介しています!

問題物件の犬太(いぬた)の犬種はシェパード?コラレのかわいい画像も

その謎解きは、まさにセンスオブ“ワン”ダー?物件で起きる事件を鮮やかに解く謎の探偵役!

自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーローとお人よしのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリーです。

原作は同名小説

ドラマ「問題物件」の原作は、大倉崇裕さんの小説の「問題物件」と「天使の棲む部屋 問題物件」です。

大倉崇裕さんは1968年生まれ。1997年に「三人目の幽霊」で第4回創元推理短編賞佳作を受賞。

2001年に『三人目の幽霊』でデビュー。怪獣や特撮、フィギュアなどにも造詣が深く、これらを題材にした作品『無法地帯 幻の?を捜せ』なども発表しています。

渡部篤郎さん主演ドラマ「警視庁いきもの係」などのほか、今年公開した映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(東宝)の脚本などを手がけています。

「問題物件」は2013年8月、続編の「天使の棲む部屋 問題物件」は2016年3月に発刊されました。

大倉崇裕さんのコメント

「ドラマ化のお話をいただき確認してみたところ、『問題物件』の第一話を書いたのは、2011年の秋でした。10年以上前の作品に、今こうしてドラマ化という新たな光を当ててくださった事、とてもうれしく、光栄に思います。ミステリードラマは大好きで、ミステリー小説を書く合間にミステリードラマを見るという生活を送っています。ご出演いただく皆様は、そんな私にとって憧れ、伝説の方ばかり。自分の書いた物語がどのような形になるのか、今から楽しみでなりません。ただ、一つ心配なことが。原作の中には怪談めいたエピソードが何話かあります。自分で書いておいて何なんですが、私は怖い話が大の苦手でして、それが映像でどう再現されるのか、ちょっとビクビクしています。夜、寝られなくなったらどうしましょう」

引用元 公式サイト

脚本家

「問題物件」脚本家は3名です。

松田裕子

ドラマ『ごくせん』シリーズ(日本テレビ系)や『花咲舞が黙ってない』シリーズ(日本テレビ系)、『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』(日本テレビ系)、『忍者に結婚は難しい』(2023年/フジテレビ系)、2025年公開予定の映画『ババンババンバンバンパイア』など、次々と話題作を生み出してきました。

原野吉弘

アンドリーム所属。「まどか26歳、研修医やってます!」「ギークス/GEEKS」「婚活1000本ノック」などを手がけています。

北浦勝大

「PICU〜小児集中治療室〜スピンオフ」「クライムファミリー」などを手がけています。

主題歌

「問題物件」主題歌はSPYAIRの書き下ろし新曲!

SPYAIRがドラマ主題歌を担当するのはおよそ8年ぶりです。

2024年2月にリリースした『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』(東宝)の主題歌『オレンジ』のストリーミング再生数が1.5億回を突破し、自身最大のヒットを記録中のSPYAIR。本作の主題歌『Buddy』は、本作のコンセプトに基づき仲間や友だちをテーマに書き下ろされた楽曲で、“なんでもないような日常でも、大切にしている人がいれば世界は輝く”というメッセージが込められています。SPYAIRにとっても実験的で新しいアプローチに挑戦したサウンドの主題歌が、ドラマを強力に後押しします!

コメント

「『Buddy』には仲間や友達をテーマに“なんでもないような日常でも、大切にしている人がいれば世界は輝く”というメッセージを込めています。シンセと力強いバンドサウンドの融合を軸に、SPYAIRとしては実験的で新しいアプローチに挑戦しました。ドラマと共に是非楽しんで聴いてください!」

問題物件原作ネタバレ結末!犬頭の正体は犬太?

小説「問題物件」は5つのストーリーで構成されています。

犬頭光太郎の正体は犬太?

大島不動産グループの創業者は大島六郎。長男の信昭が後を継ぎましたが、飛行機事故で妻と一緒に亡くなってしまいました。

信昭の息子、雅弘( 宮世琉弥)はまだ未成年だったため、信昭の弟で、雅弘の叔父である高丸(船越英一郎)が社長に就任しています。

そのため社内では先代派と高丸派に分裂。難病を患う雅弘も閑職に追いやられていました。

若宮恵美子(内田理央)は雅弘の自宅での世話係として入社。重い病気でも健気に孤独に過ごしている雅弘の世話をしているうちに、雅弘を高丸から守ってあげたいと思うように。

雅弘の病気の新しい治療法が見つかりそうになり、高丸は焦ります。

雅弘を新設した「販売特別室」の室長とし、無理難題を押し付けるようになりました。いわゆる雅弘を追い出すために新設されたのでした。

販売特別室は雅弘のほか、高丸派で室長代理の片山(本多力)と、社員の若宮恵美子(内田理央)の3人のみ。

物件の難題を解決する役割を担うのは恵美子。

雅弘を守る為には、依頼された問題を解決しようと奮起します。

しかし様々な危険な目にあったり、困った事態に陥る恵美子。

恵美子が困ったり危険なめにあると、探偵だと名乗る、犬頭光太郎(いぬがしら・こうたろう 上川隆也)が現れます。

犬頭は不思議な力があり、ヤクザの男たちに襲われるなど危険な目にあったときに、華麗に男たちを倒してしまいます。

また、話を聞こうとしても、話をしようとしない関係者が、進んで話をするようにコントロールする場面も。

さて犬頭の正体ですが、小説でははっきりと明言されていません。ただ雅之が幼いころから持っていて大事にしている犬のぬいぐるみ「犬太」の化身?のようです。

雅之のことを心配している様子の犬頭は、雅之のために奔走する恵美子を守る為に、姿を現して、問題を一緒に解決しているのでは?と思われます。雅之のことに関して恵美子に感謝している様子も時々見られます。

雅弘が大事にしているぬいぐるみ、犬太の化身で、雅弘を守っているのでは?と思います。

問題物件①居座られた部屋

最初の物件は5階建てマンション。マンションの建て直し計画がありますが、ひとりだけ居残り出て行く気配なしです。

その居座り続ける住人を追い出すという任務でした。。

その住人、猪俣は定職を持たず部屋にはテレビと新聞しかありません。

猪俣は実は建て直し計画をしている企業の殺し屋で、敵対する企業のトップ3人を殺害する予定でした。暴力団同士の縄張り争いです。

猪俣は1年間をかけ、敵対する組事務所の前を同じ時間に通る新聞配達員になりすまし、殺害をおこなう計画を立てていました。

そのために部屋から出ないで居座っていたのでした。

その計画を知った犬頭は、猪俣の部屋に乗り込み猪俣を殴って気絶させます。

狙われた企業に暗殺者がいることを伝え、猪俣の場所を教えました。

問題物件②借りると必ず死ぬ部屋

世田谷にあるマンション「グランドハウス301号」は住人が立て続けに5人も亡くなった、いわくつきの事故物件。

オーナーの須貝は、マンションの経営で生活しています。

須貝の同級生でフリーライターの相田が、取材目的で部屋を借りました。

実は5人の自殺者は、すべて須貝が殺害していたことを犬頭が暴きます。

須貝は相田を殺害するため、借りると必ず死ぬ部屋を自作したのです。

相田の妻は須貝の元カノで、そのことで相田を恨んでいて、殺害計画を立てたのでした。

問題物件③ゴミだらけの部屋

72歳の年金生活者、前島の家はゴミ屋敷。依頼人は近所の住人、伊藤明子です。

犬頭と恵美子が調査に乗り出します。

前島家周辺は土地売買が行われていて、地上げ屋が生ごみを前島家に投げ込んでいることで、悪臭を放っていたと判明します。

前島はたくさんの雑誌や新聞紙を集め、高く積んでいました。

2年前に警察官が拳銃自殺し、自殺を偽装するため死体を池に沈めたのが、元警察官の倉岳たち。

彼らは目撃していたホームレスを殺害しています。

会社で働いてた時に精神を病んでしまった前島の息子は自宅に引きこもり、雑誌などをコレクションするようになります。しかしその量はそこまで多くありませんでした。

しかし、前島の息子はホームレス殺害の証拠となる、血痕のついた雑誌を持ち帰っていました。

その雑誌が自分にとって貴重だったことから、処分できなかった息子。

前島はその雑誌を隠すため、多くの雑誌や新聞を集めていたのです。

犬頭は証拠隠滅のため放火しようと、前島家に侵入してきた倉岳を捕まえます。

問題物件④騒がしい部屋

賃貸マンションの管理人、熱海の依頼で、ポルターガイスト現象が起こる部屋を調査する犬頭と恵美子。

住人は滝野。ふたりがやって来た時には、錯乱状態で暴れ連行された後でした。

そこで滝野の勤務するヘアサロンに行き、同僚の沼津から事情を聞きます。

滝野はキャッチバーのホステス、アケミに夢中だったといいます。

犬頭の推理により、ふたりはあるスタジオにたどり着きました。

スタジオ内は滝野の部屋が再現されています。

アケミの店で酔った滝野は、そのスタジオに連れて行かれ、その後自宅に届けられていました。

滝野の自宅の前からは、ある工場の外階段の踊り場が見えます。踊り場は滝野の自宅からしか見えません。

そこで薬の売買がされていて、縄張りを持っていた暴力団が、犯人を捜すため、滝野を別の場所に異動させていたことを突き止め犬頭と恵美子。

暴力団は逮捕され、滝野も部屋を引き払いました。

問題物件⑤誰もいない部屋

マンションメイツの管理人、足利によると、506号室の住人が立て続けに3人失踪しているとのこと。

恵美子が行くと、3日前に失踪した石浜を探しているという、探偵の坂井がいました。これで失踪者は4名になります。

毎年ひとりずつ失踪している506号室。

犬頭もやって来ました。

マンションメイツは1階から3階まではほぼ無人。

怪しい人物を捕えると、新興宗教ギャマンの鐘の信者でした。ギャマンの鐘は第1章にも登場しています。

ギャマンの鐘は詐欺集団で、その女性、館石には離婚歴がありました。

木川という娘がいることも判明。

隣の505号室を訪ねると、フリージャーナリストの木川という女性が出てきました。

住み心地が良いと言う木川。

犬頭は506号の失踪した女性3人は、すべて木川の母親、館石邦子だと推理します。

館石はギャマンの鐘の信者からお布施を持ち逃げし、名前や容姿を変えて何度も506号室に住んでいたのです。

娘の木川のそばにいるために。

一方で、ギャマンの鐘の信者たちは、母親である館石邦子をおびきよせるために、そのマンションに住み、娘の木川に親切にして居心地を良く引っ越しさせないようにしたのでした。

4人目の石浜は館石と間違えられ、ギャマンの鐘に拉致されていましたが、警察に保護されました。

ここまでが「問題物件」のストーリーです。

以降では続編の「天使の棲む部屋」のご紹介です。

天使の棲む部屋 問題物件①天使の棲む部屋

舞台となるのはアメリカアリゾナ州にある古びた洋館。

新しい治療法が見つかった雅弘はアメリカに行きます。

高丸は恵美子に、犯罪容疑をかけられた人が滞在すると、命を落とすといわれる、アメリカにある「天使の棲む部屋」の解決を命令。

その洋館は70年前に土地の名士となったダニエルが建て、ダニエルの孫、エミリオが所有していました。

ダニエルは慈善事業として、冤罪者を救済する運動をしていましたが、無罪となった冤罪者がその洋館に滞在すると、拳銃自殺する事件が続くように。

そのことから「天使の棲む部屋」と呼ばれるようになりました。

恵美子が訪れると、投資詐欺で無罪になったトムと、その被害者の3人が滞在。

トムが天使の棲む部屋に一泊できたら、控訴を取り下げる約束をしていました。

そして翌朝。トムは拳銃自殺していました。

そこに犬頭が登場。見事な推理で事件を解決します。

この天使の棲む部屋では、犯罪者とその被害者がロシアンルーレットをしていました。

その場所を提供していて主催していたエミリオの祖父・ダニエル。

部屋には鍵がかけられ、ガスが注入されます。

犯罪者と被害者が交代でおこなうので、被害者が多いほど犯罪者は不利になります。

ダニエルが始めたこのゲームは、エミリオも再び復活したいと思っていました。

しかし犬頭がその不思議な力でエミリオを強制的にゲームに参加させたことで、エミリオは恐怖のあまり気絶してしまいます。

ちなみにアメリカで治療中の雅弘は、薬の副作用で一時昏睡状態に。恵美子が心配したものの、無事に意識が戻ります。

アメリカでの薬の治療では副作用が出ることがわかり、仕方なく、帰国する雅弘でした。

天使の棲む部屋 問題物件②水の出る部屋

不動産会社の社員、日向は、自社物件のマンションサンドリアスが立て続けにトラブル発生していると依頼してきました。

気が付くと自殺者の出た部屋404号の浴槽に浸かっていた、という日向はかなり怯えています。

犬頭と恵美子のマンション調査が始まります。

マンションのマスターキーは管理人室にありますが、深夜に忍び込めば誰でも盗み出せる状態。

403号は住人が最近出て行ったようです。

304号室の住人だった塚本も溺死体で発見されていましたが、仕事柄もめ事の絶えない人物でした。

ふたりが204号室を訪ねると、住人のイラストレーター、稲垣は304号室からの水漏れによる被害にあっているとのこと。

稲垣は10日前に電車の窓から見た、見覚えのある男のイラストを壁に貼っていて、それが水漏れによりダメになる被害にあったと言います。

10日前には三原という女性が自宅浴槽で溺死し、金品を盗まれる事件が発生していました。

その犯人は管理人の額野だと犬頭は推理します。

三原を殺害し、逃げるところを稲垣に見られ、電車で偶然出会った板垣が、その顔のイラストを描かれた額野。

電車では変装していたものの、どこかで会ったことがある?と思った板垣が思いついたようにイラストに顔を描いたのでした。

トラブルが絶えない塚本を殺害し、注意をそちらに向け、稲垣の部屋に水漏れさせて、イラストの絵を水浸しにして証拠隠滅を図りました。

一方、日向はカバンに被害状況を撮った写真を持っていて、その写真のなかに稲垣が描いたイラストがありました。

額野はその証拠隠滅のため、お茶に睡眠薬を入れ、日向を眠らせて浴槽に入れたのでした。

天使の棲む部屋 問題物件③鳩の集まる部屋

ある一軒家が無数の鳩に囲まれています。

鳩のフンによる異臭が発生し、近隣の住人は被害を被っていました。その問題を解決するように言われた美恵子。

近隣住人の佐久間が今回の依頼主。

雅之から、ぬいぐるみの犬太が鳩が嫌いだと聞いていた恵美子。今回は犬頭が現れないかもと不安になっていましたが、やはり現れません。

恵美子が向かうと、区役所の職員、大塩がやってきて、佐久間の機嫌を損ねたので、同行したいと言います。

佐久間から話を聞き、鳩屋敷に向かいました。

その家の住人は内海。家に来る鳥にエサを与えているうち、鳩がくるようになったと言います。

エサやりを辞めるように頼むも、鳩が可愛そうだと聞き入れません。

内海は別居中の妻、マキがいましたが、マキは現在、高瀬という男性と暮らしています。

内海家にやって来た恵美子と大塩。大塩は無断で家に入り、恵美子に隠れるように指示。

すぐに男女が入ってきて、酔って眠ってしまった佐久間を横たわらせました。

すると突然男性がバットを持って、大塩を叩き殺します。

そこに犬頭が登場。恵美子を助けます。大塩はなんと犬頭が変装していたと言います。

バットの男性は、佐久間の飲み友達、芳野。一緒にいた女性はマキでした。

マキの夫、内海は1年前にマキに殺害されていて、マキは不倫相手の芳野に相談。

芳野は死体を床下に埋め、鳩のフンで異臭をごまかそうとしたのです。

芳野は佐久間を煽って放火させるか、放火犯に仕立てようと計画していました。

マキが一緒に暮らしていたのは高瀬でしたね。

高瀬は内海が亡き後、内海になりすまし、また佐久間の飲み友達、芳野にもなりすましていたのです。

天使の棲む部屋 問題物件④終の部屋

恵美子の前任者で、雅弘の世話をしていた「えみちゃん」こと薦田が、雅弘を訪ねてきました。

雅弘も信頼していた薦田でしたが、雅弘には会わずに、最後に元気な姿を見たかっただけだと恵美子に言います。

実は、自分の死期が迫っていると言う薦田。

薦田は介護施設アトラスに入居していますが、この1カ月で203、303、403の住人がたて続けに不審な死を遂げ、次は503に入居している自分の番だと言うのです。

調査に向かうふたり。

ひとりは事故死、ひとりは焼死していて、殺害されたと思われる新堀の息子、栄介を訪ねました。

栄介は3人が亡くなったのは、偶然だと言い切ります。

転落死した澤井の息子、光一は、亡くなった403の川原と父親はギャンブル仲間だったと語りました。

川原は施設への支払いが滞り、自宅へ戻ったと言います。

川原が退所後に面倒をみていた、介護士の町子のところに向かうふたり。

川原はタバコの火の不始末で出火し、焼死したことに納得がいっていません。

タバコはやめていたといいます。

犬頭は隣のマンションに行き、壁に血の付いたものを引っ張り上げたような痕跡を発見。

閃いた犬頭は601号室のドアを蹴破ります。

部屋は荒らされていて、2人の男性がオーバードーズで亡くなっていました。

その部屋は女性を拉致監禁していた部屋。

ある日窓から逃げようとした女性が、隣り合うマンションの間に落ち転落死していました。

その死体を男性が引っ張り上げましたが、それを目撃した誰かが脅迫。

目撃できる部屋は203、303、405、503のどれかです。

犯人はすべての住人殺害を実行していたのです。

脅迫者は川原。ですが脅迫していたのは栄介だと犬頭は推理。

以前栄介が原因で新堀は怪我をして、澤井と川原は栄介を脅迫していました。

新堀を殺害したのは、息子の栄介だと犬頭は断定します。

父親の殺害を隠すため、すべて栄介が仕組んだ事件でした。

ドラマ「問題物件」の原作小説との違いまとめ!犬とぬいぐるみと雅之の病気

①犬太がぬいぐるみでなくて犬!?

原作では、雅之が大切にしているぬいぐるみが「犬太」。しかしドラマではなぜか、雅之が飼っている愛犬が犬太という設定。

犬がドラマに登場するのはうれしいですが、なぜ変更したのか?個人的に疑問でした。

②雅之が難病でなく事故の後遺症で足が不自由に

小説では難病で寝たきりの生活を送る雅之。しかしドラマでは7年前に交通事故で両親を亡くし、後遺症で足が不自由になり車いす生活を送って言うという設定でした。

小説では重い病気を抱える雅之を守る為に恵美⼦が嫌な物件の無理難題に挑む設定。

そんな恵美⼦の雅之への思いが素敵で感動していたので、その設定が変わってしまったのは、個人的に残念です。

問題物件あらすじネタバレ全話まとめ

問題物件1話あらすじネタバレ

大島不動産販売・営業部から左遷され、新設部署・販売特別室に配属となった若宮恵美⼦(内田理央)。配属初日、恵美子が呼ばれた先は、なぜか会社ではなく、とある豪邸だった。家政婦の山田(⽒家恵)に案内されるがままその豪邸の中に向かうと、そこにいたのは亡き前社長の息子で、若くして大島不動産販売の役員でもある大島雅弘(宮世琉弥)と、愛犬の犬太(コラレ)だった。遅れてやってきた片山芳光(本多力)は、雅弘を販売特別室の室長だと紹介する。

室長代理だという片山は、特別販売室の業務内容はお客様や取引先からのクレーム対応であることを恵美子に伝え、初仕事を与える。しかしその内容は『借りたら必ず死ぬ部屋』の実態を調べるというものだった。その部屋では、借りた人が過去に5人連続で自殺で亡くなっていて、新しい入居者が怖くて住むことができないとクレームがあったという。心霊現象が何よりも苦手な恵美子だったが、室長の雅弘は大の心霊マニアでその依頼に前のめり。だが、雅弘は車椅子ユーザーで外出しない引きこもりのため、調査は恵美子一人で行う羽目になる。

恵美子は念願の宣伝部への配属を夢見ながら、渋々その部屋へ向かう。管理人の須貝森次と部屋に入ると、そこに現れたのは不動産の調査員と名乗る謎の男・⽝頭光太郎(上川隆也)。「吾輩は犬である」と嘯きとことんマイペースに振舞う犬頭に、恵美子はあっけにとられつつもついてゆく。

部屋の謎を調べるため、その部屋に入居を予定している心霊系動画配信者の相田英司に会いに行く犬頭と恵美子。そこで、今回の調査依頼者は相田本人ではなく相田の恋人・志田清美であり、彼のことが心配になって依頼したことが判明する。しかし相田本人は動画の再生数を稼ぐため、あえてその部屋を借りたい、調査はしなくていいという。恵美子は本人の意志なら調査を続けなくても良いのではと思うが、犬頭はなぜか調査を続けると宣言する。犬頭の知人で元刑事の探偵・有村次郎(浜野謙太)の協力の元、さらに深い真実を調べ始めるのだったが…。

以下の記事では1話のゲストキャストの紹介をまとめてあります!

問題物件1話キャスト!管理人・須貝役のきづきや志田清美役の鈴木ゆうかなど

大島不動産販売の営業部から異動し、販売特別室に配属となった物件オタクの若宮恵美⼦(内田理央)。

配属初日、大島不動産販売の本社に向かった恵美子だが、販売特別室・室長代理の片山芳光(本多力)から大島家に案内される。

恵美子が呼ばれた先は、絵に描いたような豪邸だった。

恵美子(内田理央)の初仕事は「借りたら必ず死ぬ部屋」!?
家政婦の山田(⽒家恵)に案内されるがまま豪邸の中に向かうと、販売特別室の室長である車椅子に乗る青年・⼤島雅弘(宮世琉弥)と、愛犬・犬太(コラレ)の姿が。

遅れてやってきた片山は、恵美子に販売特別室の実態が、お客様や取引先からのクレーム対応をするために新設されたセクションであることを説明。そして、恵美子に初仕事を与える。

初仕事の内容は「借りたら必ず死ぬ部屋」の実態を調べるというもの。その部屋では、借りた人が過去に5人連続で亡くなっていて、新しい入居者が怖くて住むことができないとクレームが入っていた。

雅弘は大の心霊マニアのためその依頼に前のめりだが、ホラーが何よりも苦手で依頼に対して駄々をこねる恵美子。

しかし、片山から仕事で結果を出したら、希望である宣伝部への配属が叶うかもしれないとチラつかせられ、恵美子は、身震いしながらも、その部屋へ向かう。

調査を始める恵美子(内田理央)のもとに、突然犬頭(上川隆也)が現れる
管理人の須貝森次(きづき)と部屋に入ると、謎の男・⽝頭光太郎(上川隆也)が既に部屋の調査を始めていた。

この状況は偶然ではないと明言した犬頭。恵美子は犬頭とともに、部屋の謎を調べることに。

2人はその部屋に入居予定で、動画配信者の相田英司(大水洋介)のもとへ。

そこに現れた相田の恋人・志田清美(鈴木ゆうか)が今回の依頼者であり、彼のことが心配で調査を依頼したことが判明。

しかし、相田本人は動画の再生数を稼ぐため、あえてその部屋を借りたいという。

本人の意思なら調査を続けなくてもいいのではと思う恵美子だが、犬頭の知人で元刑事の探偵・有村次郎(浜野謙太)に会いに行く。

話を聞くなかで、有村が刑事時代、1人目と2人目が亡くなった際の現場検証を担当していたことが分かる。

いずれの事件も自殺として処理したということ、また管理人の須貝はボランティア活動に熱心だったことも分かった。

2人目の事件と3人目の事件の間に何かあると感じとる犬頭。

有村に、鍵のかかった密室で酒に毒を入れて飲んだと思われる2人目の犠牲者・樽水陽(武田亮汰)の元恋人・渡辺(平泉)栄子(ハマカワフミエ)の居場所を調べさせる。そして、恵美子とともにさっそく会いに行った。

呪いだと疑う恵美子(内田理央)だが、犬頭(上川隆也)は殺人事件だと考えていて…
栄子の話から、当時、樽水に死ぬ意思がなかったことや、あの部屋で物が突然落ちるなど怪奇現象が起こっていたことが判明。

帰り道、完全に呪いだと感じた恵美子だったが、犬頭は呪いではなく殺人事件だと考えている様子を見せた。

そんなとき、恵美子のもとに、呪い部屋に興味津々の雅弘から着信が入る。電話をしていると、犬頭の姿はいなくなっていた。

仕事終わり、店で酒を飲み一息ついた恵美子は、呪いの部屋のことを考え…。

翌日、恵美子は樽水が他殺であることを念頭に、当時のマスターキーの記録を調べる。しかし、手掛かりは見つからなかった。

そこへまた犬頭が突然姿を現す。

近隣住民へ聞き込みを行うと、須貝が自殺防止の活動を行っていて、自殺願望がある人が集まるネット掲示板の監視をしていたことが新たに判明。

その情報を機に閃いた犬頭は、事件の真相にたどり着く。

犬頭(上川隆也)と恵美子(内田理央)が連続自殺の“トリック”を解明
建築現場で使われる重機を、呪われた部屋があるマンションに向かって運転する犬頭。すると、重機の振動により部屋の窓の鍵が勝手にかかることが分かった。

そして呪われた部屋で須貝立ち会いの元、仮説の実証を行う犬頭と恵美子。

当時、1人目の自殺を発見してしまった須貝は、咄嗟にその毒薬を盗んでしまう。

そして5年前、善意の気持ちで助けた樽水に弱みを握られていた須貝は、マンションの近くで大規模な工事が行われることを利用し、盗んだ毒薬で樽水の殺害を実行。

樽水を殺害後、窓から逃げ、工事の影響で窓の鍵が勝手にかかる密室殺人を成功させた。

その後も須貝は自殺サイトで入居者を募ると、立て続けに自殺が続くようになり、呪いの部屋の噂を意図的に広げていったのだった。

須貝は以前、ボランティア活動で出会った相田の恋人・清美に告白。しかし、相田の存在を理由に断られてしまっていた。

それがきっかけで、心霊系の動画配信をしている相田をおびき寄せるため、呪いの部屋を仕立て上げたのだ。

そして相田を殺害し、清美を手に入れようとしていたことが、事件の真相だった。

事件は無事解決!しかし、犬頭(上川隆也)のことを誰も知らず…
心霊現象ではなくがっかりする雅弘。一方、事件が解決し満足そうな恵美子は、片山に犬頭のことを訪ねるが、そんな人は知らないと言われ、雅弘も存在を知らなかった。

その裏で片山は、大島不動産販売・社長の大島高丸(船越英一郎)に電話を入れ、事件が解決したことを報告。

そして恵美子は犬太の動きを見て、なぜか犬頭のことが頭をよぎっていて…。

引用元:引用サイト

原作小説でも描かれているエピソードでした。

犯人は管理人の須貝。思いを寄せていた志田清美(鈴木ゆうか)と付き合っている相田英司(大水洋介)を嫉妬から殺害しようと計画して、相田が死んでも自分が疑われないように「借りたら必ず死ぬ部屋」を作り出していたのでした。

問題物件2話あらすじネタバレ

販売特別室に寄せられた新たなクレームは、『ポルターガイストが起こる部屋』。室長の大島雅弘(宮世琉弥)は今回も現場には行かないという。仕方なく若宮恵美⼦(内田理央)がマンションに出向くと、不機嫌そうな管理人・熱海光吉(徳井優)が出迎えた。聞けば、部屋でポルターガイストが起きるとよく騒いでいた住人・滝野高(東啓介)は、2日前ついに警察沙汰になってしまったという。と、そこにまたもや突然、⽝頭光太郎(上川隆也)が現れる。犬頭は熱海を言いくるめて滝野の部屋に案内させる。滝野の部屋・505号室の中は荒れ果てていた。熱海によると、滝野は1カ月ほど前から、必ず月曜の深夜から早朝にかけて騒ぎを起こしていた。部屋の物が勝手に揺れて倒れ、天井や壁からは変な音が聞こえ、灯りがパカパカついたり消えたりすると訴えていたという。警察に連行された滝野の体内から薬物反応が出たと聞いた恵美子は、薬物による幻覚では?と片付けようとするが、犬頭は今回も「レッツゴーだ」と勝手に調査に向かってしまう。滝野の職場である美容室を訪れた犬頭と恵美子は、同僚の沼津久(猪征大)から、滝野がおかしくなったのは1カ月前、客の女性・平塚アケミ(前沢海友)と付き合い始めてからだと聞く。月曜日の夜は必ずアケミの働くスナックに飲みに行くのがデートだと、滝野は言っていた。1カ月前、月曜の夜、というキーワードに符合を感じた犬頭と恵美子は、アケミの働くスナック・ゴダイゴンに向かう。
ゴダイゴンのママ(鳥居みゆき)にアケミの居場所を聞くが、店からも家からもいなくなったという。ママの言動に不審を感じた犬頭は恵美子とともに店を辞するが、帰り道で柄の悪い男たちに囲まれ、襲われてしまう――!

引用元:公式サイト

OA後に追記します。

問題物件3話あらすじネタバレ

OA後に追記します。

問題物件キャスト出演者は?

犬頭光太郎:上川隆也

黒づくめの服に黄色のジャケットを羽織った独特な雰囲気を持つ謎の男。心霊物件など不可思議な現象に関するクレームを扱う部署に勤務する若宮恵美子(内田理央)の前に風のように現れては雷のように事件を解決し、風のように消えていくが、その正体は不明。うさんくさい見た目と雰囲気を醸し出しているが、抜群に頭が切れ、人並み外れた記憶力と天才的な推理力を生かして、物件に隠された謎を見事に解決していく。心霊現象などはまるで信じておらず、どんなことが起きても動じず、面白がってしまう。その一方で、気が短く、すぐに手や足が出てしまう一面も。本当か嘘(うそ)か「吾輩は犬である」などと冗談めかし、ミステリアスなそぶりを見せる犬頭を、恵美子は「犬の化身なのではないか」と勘繰るが…。犬頭は一体何者なのか。なぜ、突然、恵美子の前に現れるようになったのか――。

コメント

上川さんにとって8年ぶりのフジテレビ系連続ドラマ出演となります。

「連続ドラマの出演は『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』から数えると8年ぶり、主演となると『スワンの馬鹿! ~こづかい3万円の恋~』以来、実に17年ぶりで、言いようのない身の引き締まり感を感じています。フジテレビさんではこれまで、印象深い作品に数多く出演させていただきました。再び主演としてお迎えいただけることを本当にうれしく思います。だからこそ、精一杯努めたい……そんな気持ちでいます」

原作、台本を読まれた印象をお聞かせいただけますでしょうか。

「原作から拝読させていただいたのですが、ミステリーの要素を踏まえつつ、どこかコメディー感もあるような、気軽に読めるミステリー小説として楽しませていただきました。恵美子と犬頭のコンビが、どんな事件に出会って、どんな活躍を見せていくのかと、駆り立てられるようにページをめくって読ませていただきました。この世界観がこのままドラマになったら、さぞかし面白いドラマになるだろうと思いましたし、そんな作品に参加できることをうれしく思っています」

演じる犬頭光太郎の印象を教えてください。

「犬頭はいわゆる社会規範の中から、少しだけはみ出して物事を判断し行動するような男です。彼が1つ1つの事件やその事件に関わる人たちと相対していく中で見せる破天荒な行動が、読者にとってはきっと快感だったと思うんです。僕も原作を読んで、彼の天衣無縫な振る舞いに大きな魅力を感じました。視聴者のみなさんも、次は何をしてくれるのだろうかとワクワクしてもらえるのではないかなと思いますし、そこを大事に、丁寧に演じていけるようにしていきたいと思います」

放送を楽しみにしている視聴者のみなさんへメッセージをお願いします!

「この作品はミステリーですから、原作同様ドラマにも奇想天外なトリックが用意されています。ミステリーファンの方にも、純粋にドラマ好きの方にも楽しんでいただけるような作品にしたいと思います。そして、難事件に立ち向かう犬頭と恵美子のでこぼこコンビにもご注目いただけたらと思います。御期待下さい」

2011年から約12年間(※単発ドラマを含む)、遺族の心情をも救う優しさと超マイペースで空気を読まない不思議キャラの刑事役で多くの人を魅了している『遺留捜査』シリーズ(テレビ朝日系)をはじめ、『花咲舞が黙ってない』シリーズ(日本テレビ系)、『執事西園寺の名推理』シリーズ(テレビ東京系)、日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』(2019年/TBS系)、日曜劇場『ラストマン—全盲の捜査官』(2023年/TBS系)、『Believe-君にかける橋-』(2024年/テレビ朝日系)など、話題の作品に出演し続ける上川さん。フジテレビ系ドラマでは、『お水の花道』(1999年)、『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』(2008年)、『命ある限り戦え、そして生き抜くんだ』(2014年)など、数々の作品に出演してきました。そんな上川さんがフジテレビ系連続ドラマに出演するのは、2017年に放送したドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』以来、およそ8年ぶりとなります。さらに、意外にもフジテレビ制作の連続ドラマで主演を務めるのは本作が初!35年の長いキャリアの中で、さまざまなキャラクターを演じてきた上川さんが演じる“謎の男”の正体にぜひご注目ください。

若宮恵美子:内田理央

 

大島不動産に勤務するOL。間取りを見ることが趣味なほど物件マニアで物件に関する知識は豊富、宅建士の資格も持つ。よく自作のマンションポエムを作っている。基本的にはまじめで礼儀正しいが、良かれと思って言うことがいちいち余計で、周りをうっすら引かせがち。営業部に勤務していたが、強すぎる物件愛とばか正直さ、話の回りくどさなどが原因で成績が常に最下位であったため、新設の部署・販売特別室に異動を命じられる。そこは、心霊物件など不可思議な現象に関するクレームを扱う部署で、心霊現象は最も苦手とする恵美子にとっては前途多難な異動となってしまった…。

7月期に放送したドラマ『嗤う淑女』(東海テレビ制作)で、美貌と天才的な話術で人の欲望を刺激し希代の悪女を狂演したことでも話題になった内田さん。フジテレビ制作の連続ドラマにレギュラー出演するのは2018年に放送した月9『海月姫』以来7年ぶり!『おっさんずラブ』シリーズ(2018年、2024年/テレビ朝日系)では主人公の幼なじみ役を好演し、第22回日刊スポーツ・ドラマグランプリ助演女優賞を受賞。その後も『来世ではちゃんとします』シリーズ(2020年、2021年、2023年/テレビ東京系)では性に奔放な依存系女子、『夕暮れに、手をつなぐ』(2023年/TBS系)ではヒット曲を連発するセクシー路線のボーカリスト、『ダブルチート 偽りの警官』(2024年/テレビ東京系)では刑事など、さまざまなキャラクターを演じ分け、見る者を魅了してきました。今回、初タッグを組む上川さんとどんなコンビネーションを見せるのか。ご期待ください!

大島雅弘:宮世琉弥

大島不動産の販売特別室室長で、亡き先代の長男。極度の人見知りで誰にも心を開かないが、愛犬の犬太(いぬた)にだけは心を許している。7年前に交通事故で両親を亡くし、自身も後遺症で足が不自由になり車いす生活を送っている。これまで会社では名目上、役員だったが会社に行ったことがなく、生来の内向的な性格と事故で負ったトラウマが影響して屋敷から一歩も外に出ない引きこもり生活をしている。ある日突然、叔父である現社長に任命されて販売特別室室長になり、部下となった恵美子の報告を受けている。さらに、心霊現象が大好きな心霊オタクでもあり、毎日ネットの心霊動画や心霊系のゲームに没頭している。販売特別室に寄せられる心霊現象絡みの事件には興味津々だが、決して現場に出ることはない。

ドラマ『パーフェクトワールド』(2019年/フジテレビ系)で俳優デビュー後、『恋する母たち』(2020年/TBS系)、『ナイト・ドクター』(2021年/フジテレビ系)、『君の花になる』(2022年/TBS系)など、話題の作品に次々と出演。現在放送中のドラマ『スノードロップの初恋』(フジテレビ系)、映画『恋わずらいのエリー』(松竹)で主演を務める他、来年3月7日公開予定の映画『顔だけじゃ好きになりません』(アスミック・エース)でも主演を務めるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍。さらに、今年アーティストでもメジャーデビューを果たしており、俳優業だけにとどまらない活躍をみせています。そんな宮世さんが、初共演となる主演の上川さんと本作でどう絡んでくるのか…。お見逃しなく!

有村次郎:浜野謙太

犬頭とは互いに顔見知りの関係である探偵。元刑事で、警察を辞めるまでは刑事課で働いており、犬頭と恵美子が最初に向き合う事件の捜査を担当していた。ある日突然、犬頭に呼び出されたと思ったら、“俺たち3人はワンチーム”だと言われ、事件解決の手がかり探しに巻き込まれていく。犬頭とは刑事時代からの知り合い。刑事の仕事をしながらも探偵に憧れており、念願かなって探偵事務所を営んでいる。

7人組バンド・在日ファンクでボーカルを務める傍ら、ドラマ・映画・CMなど、ジャンルを問わず活躍する浜野さん。2010年のドラマ『モテキ』、2011年公開の映画『婚前特急』への出演をきっかけに、ドラマ『ハングリー!』(2012年/フジテレビ系)、連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(2016年/NHK)、大河ドラマ『西郷どん』(NHK)、『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』シリーズ(2019年、2021年/フジテレビ系)、『おいハンサム!!』シリーズ(2022年、2024年/フジテレビ系)、映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』(2021年/東宝)、『アナログ』(2023年/東宝、アスミック・エース)など数々の話題作に出演。フジテレビ制作の連続ドラマのレギュラー出演は、2021年に放送した『ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~』以来、およそ3年ぶりとなります。初共演の上川さんとどんなコンビネーションを見せるのか。ご注目ください。

片山芳光:本多 力

大島不動産販売特別室・室長代理。室長の雅弘に代わり、営業部から異動してきた恵美子に業務の説明をするが、営業企画部と兼業していて多忙を極めるため、自分は現場へは向かわない。心霊現象全般が苦手な恵美子に最初の任務として「借りたら必ず死ぬ部屋」に関するクレーム処理を担当させる。恐怖心から拒否する恵美子に「この仕事で結果を出せば、希望の宣伝部へ異動できる可能性もある」とささやき、働かせている。雅弘の愛犬・犬太は片山にも威嚇する…。

映画・ドラマなど、多方面で活躍する個性派俳優として重要され、近年では、ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』(2023年/フジテレビ系)、大河ドラマ『光る君へ』(2024年/NHK)、『大奥』(2024年/フジテレビ系)、映画『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』(2023年/東映)、『身代わり忠臣蔵』(2024年/東映)へ出演。さらに、来年3月7日に映画『35年目のラブレター』の公開が控えるなど、話題作への出演が絶えません。本作でも、キャラクターの濃い役柄を好演。片山は犬頭、恵美子、雅弘にとって敵なのか味方なのか…。ご期待ください!

大島高丸:船越英一郎

大島不動産の社長。亡くなった前社長の弟で、雅弘の叔父にあたる。人情派だった前社長(兄)とは考え方が違い、かなりの効率主義者。生前、ぶつかることも多かった。前社長の死後、社長となった今、会社の業績も上がり自信に満ちあふれている。雅弘とは身内ではあるがつかず離れずの関係。雅弘の愛犬・犬太(いぬた)は高丸にはほえる。販売特別室は高丸の鶴の一声で発足した部署。その目的は謎に包まれており…。

コメント

本作への出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

「僕が愛してやまないサスペンスコメディーとあって心が躍りました。サスペンスコメディーは大変難易度の高いジャンルだと思っておりますが、この令和にチャレンジするということにワクワクしておりますし、参加できることを大変うれしく思います。」

台本を読まれた感想も伺えますでしょうか。

「最初から最後まで一気に、立て板に水のごとくお話が転がっていく感じが非常に面白かったです。リズムもよくテンポ感もあって。さらにせりふがおしゃれなんですよね。次は一体どこに転がっていくんだ、どこに向かっていくんだ…そういう期待感が膨らんで、心躍る脚本でした。」

演じる大島高丸の印象を教えてください。

「謎の男です(笑)。今の段階ではそれしかいいようがないかもしれません(笑)。ある意味で、この物語のキーマンになってくると思います。視聴者の皆様には、いろんな考察をしていただけるような含みの多い役柄・役回りなのかなと思っております。“こいつはいったい何者なんだろう”と考えながら、楽しんでもらえればと思います。」

上川隆也さんとは2017年放送『テミスの剣』以来のご共演になります。

「バラエティー番組ではお会いしておりましたが、ドラマでの共演はそんなに久しぶりになりますか。綿密に真摯に役をつくっていかれる方ですよね。今回は、ライトな上川くんが見られると思いますのでとても楽しみです。主人公なのに何者か全く分からない…主人公自体がミステリーというキャラクターを、どのようにコメディー色をまぶして軽やかに・伸びやかに演じていくのか、楽しみですね。僕が演じる高丸ともどう絡んでいくのか、僕自身も楽しみでございます。」

放送を楽しみにしている視聴者のみなさんへメッセージをお願いします!

「1話完結で、老若男女が楽しめるようなストーリーになっております。各話で起こる事件の謎を考察していただきながら、それぞれのキャラクターに巻き起こる縦糸の謎にもチャレンジしてもらえる作品です。このドラマは一体どんなカテゴリーのどんなジャンルのドラマになっていくのか…最後まで楽しみながら、謎を解いていただけたらと思っています。」

山村美紗サスペンスシリーズや西村京太郎サスペンスシリーズなどの2時間ドラマやサスペンスドラマには欠かせない存在。云わずと知れた“2時間ドラマの帝王”。また、連続テレビ小説『まれ』(2015年/NHK)や『赤ひげ』シリーズ(2017年~2022年/NHK)、『トレース~科捜研の男~』(2019年/フジテレビ系)、『クロサギ』(2022年/TBS系)など、数々の話題作にも出演。近年はドラマ『テイオーの長い休日』(フジテレビ系)で、時代の流れで2時間ドラマの制作が激減し仕事がなくなったベテラン俳優役を演じたことでも話題に。また『黒蜥蜴』(BS-TBS)で江戸川乱歩役にも初めて挑戦しました。フジテレビ系連続ドラマには『テイオーの長い休日』以来、約1年半ぶりに出演し、素顔がつかめない社長を演じます。上川隆也さん演じる犬頭光太郎(いぬがしら・こうたろう)とどう関わってくるのか…ご期待ください!

犬太(コラレ)

極度の人見知りで誰にも心を開かない雅弘が唯一心を許す愛犬。犬頭の謎を解く鍵を握っている…?

キャスト引用元 公式サイト

まとめ

上川隆也さん主演フジテレビ系「水曜22時枠」でスタートする連ドラ「問題物件」。

自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーローとお人よしのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリーです。

上川隆也さんのほか内田理央さん、 宮世琉弥さん、本多力さん、船越英一郎さん、浜野謙太さんらがキャストとして登場します!

原作はドラマ化された「警視庁いきもの係」などの大倉崇裕さんで、2013年に発刊された「問題物件」と、2016年に発刊された続編「天使の棲む部屋 問題物件」。

脚本家は 松田裕子さん、原野吉弘さん、北浦勝大さんの3名です。

ドラマの第1話は、原作「問題物件」問題物件②借りると必ず死ぬ部屋」のストーリーのようです。

原作とどう違うのかも楽しみですね♪

放送は2025年1月15日よる10時から!どうぞお楽しみに!

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