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放課後カルテ最終回ネタバレ感想!原作にないコロナの描写に反響!

12月14日放送の松下洸平さん主演の日本テレビ土曜ドラマ「放課後カルテ」最終回のあらすじネタバレと感想をご紹介します。原作にないコロナの描写に反響だった「放課後カルテ」最終回のネタバレ感想とは?

目次

放課後カルテ最終回あらすじネタバレ!ついに牧野先生との別れが

卒業式が近づく中、保健室の牧野(松下洸平)のもとに、来月産休から復帰する養護教諭・岩見(はいだしょうこ)が引き継ぎの挨拶にやってくる。

そんな中、牧野が学校へ行く理由となった過去の患者・真琴(三浦綺羅)の様子を咲間(吉沢悠)に聞きに行った牧野は、真琴が「胸の痛み」を隠していることを知る。

精神的な原因があるのではと考えた牧野は、その「痛み」を取り除くのが自分の仕事だと、高崎(田辺誠一)に真琴のケアを願い出る。

引用元:公式サイト

前回ラストで、産休中だった保健室の先生が戻ってくることに明らかになりました。

という事は、牧野は学校を去って小児科医に戻ってしまうのでしょうか?

以降で気になる「放課後カルテ」最終回のストーリーをご紹介していきます。

産休の岩見先生に引継ぎする牧野先生

産休中だった岩見が四月に復帰することになり、保健室に挨拶にやってきました。

居合わせた六年生の生徒たちは、卒業までに戻ってこないことを残念がりますが、岩見は卒業式は見に来ると言ってくれます。

岩見と二人になった牧野は生徒についてお願いをします。

周囲となかなかしゃべれない一年生のまいと交換日記を続けてほしい。

同じく一年生の直明は手術を終えて元気に登校しているが、何かあったらすぐに病院に連れてきてほしいと。

快く引き受ける岩見は、お医者さんがいて生徒たちも安心だったでしょうと言います。

牧野は「医療行為は出来ても保険の先生としては・・・」と答えますが、先ほどの生徒たちは安心しているように見えたと言う岩見。

樫井真琴の病状を心配する牧野先生

夜、牧野はかつて見ていた患者・真琴のことが気になり病院に来ていました。

担当医の咲間は、父親曰く胸を抑えていることがあると言う。

念のため検査をしたが異常は無かった。

真琴は病院を嫌っている。辛いのに病院に来たくないのは、自分が病気だと認めたくないからでは?と思う牧野。

かつて真琴の母親は呼吸器疾患で入院しており、そのまま退院できずに亡くなった。

牧野はそこに何か原因があるかもと思い始めている様子。

後日、篠谷の六年生クラスでは、開校150周年記念祭の出し物について皆で話し合っています。

そしてある女子生徒たちは、卒業前に牧野に何かお礼をしたいと篠谷に相談していました。

「牧野先生が嬉しいのは、みんなが元気でいてくれること。気持ちを言葉で伝えたら嬉しいのでは?」

真琴の病気は「身体症状症」?

その夜、牧野は真琴の父親・貴之に会いに行くことに。

お母さんにまずは手を合わさせてほしいと言うも、真琴に前に進んでもらいたいから妻に関わるものは無いと答える貴之。

牧野は真琴の胸の痛みについて、身体症状症という病気かもしれないと説明します。

身体的異常がないのに、長い期間にわたり痛みなどが続く病気。

事前に牧野は医局長の高崎にもその可能性を伝えていました。

病気になったら、母親と同じように病院から帰れなくなってしまう。

その思いが強すぎで、無いはずの痛みを感じてしまっている。

高崎に真琴の治療をさせてほしいとお願いして、牧野は自宅までやってきていたのです!

真琴の母親の死因はコロナ感染!辛すぎる死の記憶

真琴の心の病は、亡き母親が原因の可能性がある。

母親は病気で入院中に新型コロナウイルスに感染して亡くなってしまった。

感染以降は面会もできず、死に目にも会えなかったと言う貴之。

牧野は母親としっかりお別れが出来なかったことが、今の真琴を苦しめている可能性があると言う。

「病院は死ぬために行くところではなくて、生きるために行く場所だと知ってほしい」

ここで貴之は牧野に酒を誘い、一緒に飲むことにします。

ビールを飲みながら、貴之は妻がたこ焼き器を買ってきたときの話をしてくれました。

その頃食が細かった真琴だが、作り方が面白かったのか楽しそうに食べてくれた。

妻は不器用ながらも真琴の雑巾とか準備していた。

もっといろいろしてあげたかっただろうに妻のことを思う貴之。

入院する時、妻は真琴に「元気にしていてね」と言っていた。

そして妻の遺骨が家に戻ってきたとき、真琴にこう話したと言います。

「こっちからはお母さん見えなくなっちゃったけど、お母さんずっと真琴のこと見てる。だから元気でいような」

「元気でいよう」の言葉が希望になってくれると思っていたが、そのせいで苦しんでいる・・・

でも二人の大切な会話だった。あの言葉を忘れていいよなんて俺には言えないと語る貴之。

篠谷に真琴の話をする牧野先生

翌日、牧野は保健室で篠谷と話をしています。

貴之の言葉を聞き、牧野が学校に来たときに言っていたことと逆だと言う篠谷。

「保健室にはなるべく来ないでもらいたい」

あれは病気やけがに気を付けてほしいって意味だったと思う。

「元気にしていてね」という言葉。病気になっちゃダメじゃなくて、病気かもしれなかったら病院にすぐ行ってほしい。

辛いのを我慢しないでほしい。笑顔でいてほしいと言うのがお母さんの本当の願い。

真琴にどうすればそれが伝わるか悩んでいる牧野に、嘘をつくわけではなく、お話しで伝えてあげればよいと篠谷はアドバイスします。

絵を描いて物語で真琴に母親の本当の気持ちを伝えてあげよう。

お母さんの気持ちを劇で伝える

牧野は150年記念祭の出し物を使って篠谷のクラスの面々と物語の準備をすることに。

そして記念祭当日。真琴と貴之も学校にやってきて、記念祭の出し物を楽しんでいます。

保健室では、子供たちと牧野が用意した物語劇が演じられていました。

「お母さんはずっと遠くに行くけど、あなたは元気でいてね」

子ぐまはお母さんぐまとの約束をずっと大事にしていました。

リスに元気がないと尋ねられるも、「ずっと元気だよ」と答える子ぐま。

そう言われたリスはもう心配もできません。

小ぐまは弱音をはいちゃだめだと一人で頑張りました。

でも生きていれば誰も泣きたい時があります。

誰にも見られないように悲しんでいる小ぐまにお母さんぐまの声が聞こえてきます。

「ごめんね。あなたがお母さんとの約束を守って頑張ってるのちゃんと知ってるよ。でもねあんまり頑張りすぎないで。痛いときは痛いって言っていいの。助けてって言っていい」

その言葉を語っているのは篠谷です。

聞いていた真琴の目からは涙が流れています。

そして物語は続き、子ぐまは「助けて」と思い切って声を出すと、森の仲間たちが集まってきました。

こうして子ぐまはみんなと助け合って生きていこうと決めました。

真琴の脳裏には母の声が聞こえています。

「これからはそれをお母さんとの約束にしてくれる?」

思わず「約束・・・」とつぶやく真琴。

お母さんへの気持ちを吐き出した真琴

劇が終わった後、牧野は貴之にこの間の話を真琴に話してあげてほしいと言いました。

そして帰宅した貴之は、久しぶりに真琴の身長を計り、柱に印をつけます。

「これはお母さんが真琴の成長を願っていた証なんだ。大きくなったことお母さんも喜んでくれてる」

「痛かった・・・寂しかった」

涙を流す真琴の言葉を聞き、寄り添う貴之。

「お母さん本当にいなくなっちゃたんだね・・・」

「うん。これからはお母さんのこといっぱい話そう。いっぱい泣いて笑っていいんだ」

柱に頭をつけて号泣する真琴に貴之はそう言ってあげるのでした。

ついに卒業式!そして別れ

そして時がたち、卒業式を迎えます。

保健室の岩見先生もやってきてくれて生徒たちは嬉しそうにしています。

牧野が保健室に行くと「牧野先生卒業」と書かれた大きな寄せ書きが置いてありました。

生徒たちの手が押されていて、一言ずつメッセージが書いてあります。

牧野は生徒の手形に自分の手を押し当ててつぶやきました。

「こんなに大きくなったんだな・・・」

すると別の部屋から仰げば尊しの歌声が聞こえてきます。

卒業式を終えて、篠谷のクラスでは生徒たちが篠谷へ感謝をつづったメッセージを渡していました。

それを見て涙している篠谷。生徒たちの目からも涙が。

そして「さよなら」という号令のもと、篠谷は「卒業おめでとう」と皆に言います。

その頃牧野は、皆にお別れも告げずに、一人学校を去っていました。

牧野と入れ替わりで保健室にやってきた岩見。

棚に牧野から付箋が貼られており、中を見てみると生徒一人一人の引継ぎ事項がファイルでまとめられています。

「自分の体と心を大切に扱うのは基本だが案外難しい。無理や我慢はせず人に頼ることを恐れず、これからも健康でいてほしい」

それが牧野から卒業生たちへのメッセージだったようです。

後日、牧野は病院で小児科医に戻っていました。

高崎は、誠が胸の痛みを訴えなくなったと牧野に話しています。

「俺は小学校のころ一人でいた。そんな自分に力を貸してくれたのは保健室の先生だった。医師にもそういう役割があると俺は考えている」

「そうかもしれません。でももしみんながいる場所に戻れなくても、どこに行くかを自分で決められればその子は大丈夫だと思う。子供達には未来を見てほしい」

そして久しぶりに保健室にやってきた牧野。

そこで周囲とあまり話せない「まい」と久しぶりに再会しました。

まいは牧野と言葉を交わせないものの、手を振ってくれます。

それを受けて手を振り返す牧野。

交換日記の中ではおしゃべりが増えてきた。直明も元気になったと言う岩見先生。

すると篠谷が「牧野医師による町の健康相談会」というポスターを作ったと見せにきます。

そんなものを徹夜で作ったのか!バカか?と、相変わらず篠谷には厳しい牧野。

そうこうとしていると、生徒たちがやってきて、皆が牧野を取り囲みました。

そして卒業式の日に言えなかったことを皆に言います。

「入学おめでとう」

そんなラストで締めくくられた最終回でした。

放課後カルテ最終回感想!原作にないコロナの描写に反響!

最終回、母を失ってから苦しんでいた真琴を助け出した牧野。

真琴を演じた三浦綺羅くんの演技が涙を誘いましたね((+_+))

そんな最終回の反響・感想です。

真琴の母親がコロナ感染で亡くなってしまったという悲しい過去のエピソードは、原作にはないドラマオリジナルとのこと。

当時のことを思い出したり、また当時、同じように家族をコロナ感染で亡くしてしまった人たちからも反響があった最終回でした。

そして牧野は最終的には保健室の先生を辞めて、小児科医に戻ることになりました。

この経験を生かして、子供に寄り添える医師に成長できたようです。

しかし今後も学校とのかかわりは続くようで、もしかしたら続編やスペシャルドラマを作ることもできそう!

再び松下洸平さん演じる牧野先生が、生徒たちと寄り添っていく姿が見れる日が来るのを楽しみにしたいですね。

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